火星の象徴「サバイバル力」をさまざまな形で体験する「火星チャレンジ!」。
当初は、いろいろなアクテビティに初挑戦してみよう、と考えていたのですが、
第1回のトレッキングに思わぬ苦戦を強いられたこともあり、
リベンジも兼ねて、今回も登山コースにチャレンジしてきました!
牡牛座期のチャレンジは、
道中、知り合った一見怪しい風情のおじさんから
・自分なりの「好き」を持つことの素晴らしさ
・その拘りが(その人の)魅力=個性になる
まさに、これぞ牡牛座、という世界に触れた一日。
そして、思わぬ雪山トレッキングに苦戦を強いられたりと、
今回も火星力を発揮するシーンが数多くありました。
さて、今回の川苔山。
その名の通り、川と苔の山。
前回、nicoさんの苔好きが発覚し、以前の山行きの記憶を頼りに決定。
牡牛座らしい牛歩のイメージで、登り約3時間、下り約2.5時間のコースに挑みます。
コース前半は、渓谷の中をズンズン進んでいく。
川の流れにそって景色が変化するので飽きずに歩けます。
夏は相当気持ち良いだろうなぁ
山肌の至るところから水が沸いていることもあって、苔が瑞々しい。
が、しかし......
実は、この山は高低差1,000M。
中盤からは、整備された山道ではなく、切り立った岩の間をふぅふぅ言いながら上がっていく。
加えて、近隣の山に比べて「滑落注意」の札が至るところにあり、高所恐怖症の人には、絶対ムリ!そうな山道なのだ。
こんな調子で、ただの岩の塊のような狭~~い道を進んでいく。
なかなかスリル満点&ワイルドな感じが楽しい、いつもの不平不満も「未だ」出てこない(笑
また出た!滑落注意。
この難所を抜けたところ、岩肌に貼りついて何かを見ている一人の怪しいおじさんが。
とりあえず山の挨拶、「コンニチハ~」。
聞くと、ちいるいを観察しているという。
「------チイルイ????(なんじゃそりゃ)」
あーーーー、山歩きすれば、必ず見かけるヤツ。
こんなの気に留めたことはなかったヨ。
しかし、おじさんによると、ずいぶん奥深い世界で、光を受けた地衣類は苔より断然美しいそう。
勧められて眼を凝らしてみると......
岩肌の結晶と水気を含んだ地衣類がキラキラと輝いてる!!
対象に近づかないと決して見えないミクロの世界。
おじさんは、自分の好きな地衣類の世界を、その魅力を押しつけがましくなく訥々と、笑顔で語る。
そのひたむきな様子に、最初の怪しい印象はどこへやら。
むしろ好感度急上昇!!
これぞ、牡牛座の純粋な「好き」の世界観だ、と思わせてくれる出会いだった。
新しい視点を得て、再び山頂へ。
すると、これまでスルーだった「地衣類」が気になる、気になる(笑
しばらく歩くと景色一変!
.......なんと当たり一面の雪、コレ同じ山?!
目指す山頂はもうすぐのハズなのに。
誰も踏み入れていない真っ新な新雪の中を進んでいく。
足を取られて3歩、5歩進むたびに息継ぎで立ち止まってしまう。
思うように足があがらない、息が上がる、頭の中はもう真っ白。
nicoさんと声を掛け合いながら、とにかく前に一歩を踏み出す、その繰り返し。
やった到着ーーーーーー
と、思いきや、山頂はここから未だ100M先なのだった........
今度こそ到着!!
川苔山の山頂、1,363M
今回の火星チャレンジ。
登り約3時間+下り約2.5時間というロングコースに加え、
思わぬ雪山トレッキングに奮闘しましたが、
前回同様、実に牡牛座期にふさわしい体感がありました。
自分なりの「好き」を持つこと
そして、その世界観を大事にすること
その拘りが(その人の)魅力=個性になる
それにしても、前回の900Mの低山でイタい思いをしたというのに、
今回は+500Mの山にチャレンジ。
前回、身の丈にあった自分で進もうと思ったのに。
常にややムリ目の標的を選んでしまうのは、わたしが太陽・射手だからか......?!
「火星チャレンジ」は、次もトレッキングの予定。
これから12サインの歩みをなぞり、全国の山々を踏破していく予定です!