火星・牡羊座期
牡羊座期の心理的パターン
多くの人が体験していたのは、「土星と対峙することで見えてきた本来の自分」。
社会の目、仕事や役割、自分より力のある存在や権威、頼りになる何か、、、、そうしたものにウンザリし、自ら抜け出そうとしたときに、本来の自分が見えてきた、というものです。
心理占星術的に見ると、この半年間は、社会天体といわれる土星とのプレッシャーが続いていました。牡羊座の火星に山羊座の土星が90度(スクエア)の角度を取り、個人(火星)に対し既存の枠組み(土星)が対峙し、緊張と刺激を与え続けていたのです。
火星とは、もともと社会の枠組みに収まることをよしとしない天体であり、自分が真に望まない役割、活動、仕事、関係性にエネルギーを注ぎすぎると、「これは自分ではない!」「もう我慢も限界だ!」「こんな人生は嫌だ!」「自分らしく生きてやる!」と自分の中の真の欲求が叫び始め、自分の本性が明確になるということなのです(これを一番体験するのが中年の危機と言われるものですね)。
今回、長々と牡羊座火星と山羊座土星が90度の関係を形成してくれたおかげで、それが強引に引き出されたということになります。
(土星の声)
期待される役割を生きる
優等生でありたい
変わり者と思われたくない
敷かれたレールから外れる不安
社会や組織の中で無能とみなされないように自分が認められなくては、、、
そうした一方で、
(火星の声)
自分は自分を生きる
楽しく自由でありたい
人と変わっていてもいい
誰かの道ではなく自分の道を進みたい(DIY)
社会や組織に頼らず自分の意思をもっていたい、、、
火星は常に社会と対立しながら自分自身を確かめていくもの。
対外的な自分 VS 本来の自分とのギャップに違和感を感じ、自分自身を回復させようとする心の動きがあったのなら、それが火星の目覚めです。
この牡羊座期に、既存の枠組み、自分が頼りにしてきた何かから、少しでも「解放されたい!」「抜け出したい!」と思える出来事はありましたか。
周囲からのプレッシャーを感じながらでも、心が動いたのなら、牡羊座期はOKです!
この時期は、まだまだ実行力が伴わないことも多いもの。
次の牡牛座期に、自分自身を実感しながら進んでいきましょう!
その他にも
・これまでのしきたりや慣習がコロナで変化したことで、自分なりの方法を見つけざるを得ない中、今まで誰か頼れる人に助けてもらう甘え癖がついていたのを痛感した。自分でやってみたら意外に快適にできた。
・自分が心地よいと思える居場所をやっと見つけることができ、人との関係性づくりのバランスが取れてきた。
・今まで自分が悩んできたことと同じことを相談されたとき、単に同調や共感するだけではなく、一歩ひいて相手の状況を見ることができた。
・つい問題化して物事を大きく捉えやすかったけど、自分がやれば何とかなる、、、そんな実感を寄せてもらいました。
先行きが見えないときこそ、未来が不安に感じるときこそ、自分をごまかし生きていくこと、自分の本性じゃないことをやっていくのがしんどくなっていくはずですし、自分の本性を生きることができたら、未来の不安もかなり軽減するはずです。
先行きが見えない時期は当分続いていくでしょう。不安におびえるだけではなく、健やかな心持でいられるように。
レビュー&シェア会に参加できなかった方は、上記を参考にセルフレビューをしてみてください。
ご自身の体験、「これは火星の目覚めかな?!」等のご質問もお待ちしています☆
火星の力をもう一度、確認
牡羊座期のテーマは、「学ぶことで迷いを払しょくする時期」。
いま、こんなことに心当たりがあるのなら、牡羊座の火星がうまく働いていないかもしれません。
☑ 人の「できる」が気になって仕方がない。
☑ 結果がでないことに不安を感じる。
☑ よく見られたいという思いが強すぎる。
明日には、火星が牡牛座へ移動します。
もし、自信を喪失してしまっているなら、それは風の時代、周囲に惑わされている証拠かも。火星牡牛座の時期に、時代に揺れない「わたしの豊かさ」を取り戻していきましょう!
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