みんなの力を応援!#02 月のリズムで焼き上げる、私のパン作りと娘へのレシピ

毎日を自分なりの楽しさで彩ってみませんか。

この連載では、日々自分のペースで新しい挑戦をしている火星ユーザーさんをご紹介! 
火星サイクル手帳の産みの親、nico がインタビューアとなって、火星の使い方やヒントを探っていきます。

みんなの頑張る姿を知ることで、あなたの火星=やる気や勇気が奮起するかもしれません。
お互いの火星らしさ、火星の力に触れながら、みんなの活躍を応援していきましょう。


第2回

Yumiko さん

アメリカ・バージニア州在住。心理占星術を学びながら、現地で日本のパン文化を紹介しているYumikoさん。これまでも「月のリズムに合わせたパン作り」という独特のアプローチを行っていましたが、火星サイクルをきっかけにYouTubeでのレシピ発信やオンラインレッスンを計画しているそうです!



パン作りのきっかけは、6年前。子どもたちの「日本のパンが恋しい」「食パンが食べたい」という声に応えるかたちではじめたそう。

試行錯誤を重ねた結果、今ではメロンパンやカンパーニュを得意とし、独自のパン作りのスタイルを確立しています。特に注目したいのが「月のリズム」を取り入れたパン作り。満月の頃に発酵が最も安定するという興味深い視点から、パンを作るタイミングを決めるのだそうです。

今回は、そんなYumikoさんのパン作りの魅力についてお話を伺いました。

(聞き手:nico、文責:tsubee)

パン作りのはじまり、失敗も楽しい

ーー 火星鑑定のときに、月のリズムでパンを作っているというお話で盛り上がりましたね。今は、火星サイクルにも取り組んでくれているんですね。

火星鑑定の後、火星の動きに沿ってやってみようと思ったんです。
インスタは前からやっていたんですけど、火星・双子座期に新しいアカウントで発信をしていこうと。自分が好きなカットやパンの発酵具合を集めてリールを作ったら、「美味しそう!」というフィードバックをいただいて、すごくよかったです。

𝕐𝕦𝕞𝕚𝕜𝕠 𝔹𝕣𝕖𝕒𝕕 ℍ𝕠𝕞𝕖𝕓𝕒𝕜𝕖𝕣🥐(@yumikobakebread)

パン作りをはじめたのは、アメリカに移住してから。6年前に、子供たちが「日本のパンが恋しい」「食パンが食べたい」というので、本やYouTubeを頼りにはじめたんです。

もともとベイキング(オーブンでのお菓子作り)は好きだったんですけど、パン作りの経験は全くありませんでした。

わたしは「やりたい!」と思ったら、あまり考えずに「パッ」とはじめてしまい、やりながら結果を得ていくのがいつものパターンなんです(笑)火星が獅子座なので、そういうところが出ているのでしょうか。


ーー 火星が獅子座で、太陽と水星が牡羊座なんですね。まさに火星の人だ。

やりながら、いろいろ得ていくことが自分も心地良いんですよね。あまりあれこれ考えずに「直感でこれ!」と思ったものは常にチャレンジします。パンもそのうちの一つだったんですよ。

最初はなかなか思うようにいかなくて、失敗することも多かったです。小麦も無駄にするし、当時は手でこねて1時間練っても生地ができなかったり、焼き上がりが変だったり…やり直しばっかり。

その度に「なんでだろう」と深堀りすると「次はできるかも」となるんです。その繰り返しも含めて、全部が面白かったんですね。失敗したからこそ、上手にできてくるので、全部OKかな(笑)って。


ーー とても牡羊座らしい!

始めて2年くらいは、常に修行みたいなトライ&エラーばっかり。3年目くらいから少しできるようになったかもしれません。



ーー おぉ! それはまさに火星のサイクル。最初の一周目・2年が終わって、次の二週目・3年目から上手くいくような印象だったんですね。でも、誰に頼まれるのでもなくコツコツと自分だけで出来るのはすごい。

お花や植物を育てるのも好きなんですけど、パン作りも様子を見ながら発酵させていくのがすごく楽しいんですね。

生地をこねる、触っている時間が、ドウ(パン生地)と会話しているような感じなんです。

手の触感もそうだけど自分の五感を使って、ドウの状態を自分が察知する。ちょっと考え事してると、ドウの変化を見逃しちゃうから注意が必要なんですけど…

そう忘れもしない、ある日、突然、生地の表面がツルンとした瞬間が見えたんですよ!

そのときは、パンの仕上がりが全然違ったんです。

徐々にではなく、ある日突然、その感覚がわかった。何て言ったらいいんだろう、もうふっとなぜか…



ーー 自転車に乗れた瞬間みたいな。

そうそうそう。それから繰り返しできるようになって、自分の物になって、自信が出来た感じですね。それから家族も「美味しい」と喜んでくれるようになりました^^

日本のパンが大人気!月のリズムでパンを焼く

ーー パン作りを自分の物にされ、いまは日本のパン文化を現地で紹介しているそうですね。

ポットラックパーティ、持ち寄りパーティがあった時に、メロンパンを持っていったんです。

子供たちも主人もメロンパンが大好きで、おやつではなく朝食に食べちゃうくらいだったから。

パーティの当日は、みんなに「すごい美味しい!」って言ってもらえて。たくさんお料理が並んでいた中で、一番最初になくなったくらい人気だったんです。

メロンパンを食べた人が感動してくれて、それがすごい嬉しくて「こんなに喜んでもらえるんだ!」と知ってから、人にプレゼントしたり、持ち寄ったりするようになりました。

アメリカではクッキーのような食感のパンはあるけど、外がサクサクで中がふわふわのメロンパンは珍しいみたいです。わたしが一番好きなのは、アンパンなんですけどね(笑)


ーー 今、日本に来ているツーリストに人気なのはカレーパンで、バカ売れしているらしいです。

そうなんですか?! それはいい情報を得ました!! オーブンがなくても作れるし、いいですね! アメリカでは日本のカレーがすごい人気なんですよ。

ドーナツ生地みたいに、パン生地をちょっと甘く柔らかいのを作って、中甘辛感カレーを入れると絶対美味しいと思う~。


ーー Yumikoさんのパン作りの特徴は、「月のリズム」ですよね。パン作りに月のリズムを取り込むと、具体的にどんな違いがあるんでしょう

気温や湿度も関係あると思いますけど、月の満ち欠けが「発酵」に大きく影響するのを感じています。

満月に近づいていくときが、生地の膨らみが一番綺麗で大きくて、とっても良いし、安定して発酵するんですよね。満月を過ぎ、欠けていく最初の数日もすごい綺麗です。

その代わり、新月はちょっと難しい。発酵に時間がかかったりするし、一番神経を使います。

パンを売るより、娘へのレシピを広めたい

ーー 今後、パンの活動をどう考えていますか

わたしは、パンを売るよりもレシピを皆さんにお届けしたいなと思っているんです。

ーー パンは、材料がほぼ同じような…レシピって、どの程度重要なんでしょうか。

そうですね、食べたときにどの程度わかるのか、そこは疑問なんですけど(笑)
ただ、小麦粉に対する分量の違いによって、作りやすい、触感が柔らかい、次の日の味が違うとかはありますね。

わたしは焼きたてよりも、焼いた翌日に一番美味しさが出ると思っているので、そうした部分も知ってほしいし、おうちで味わってほしいです。


ーー このインスタに並んだ写真も「自分の作った世界」で素敵。でも、レシピって秘伝ではないのですか。

うれしい!!! ありがとうございます!

すっかり忘れていたのを思い出しました。レシピをまとめたい理由は、娘にお願いされたことでした。来年、16歳になるんですけど、将来自分もパンを焼いたりしたいから、まとめてほしいと言われたんです。



ーー それ、時々アメリカのドラマにある! おばあちゃんのクッキーのレシピとか出てきますよね。母から娘へ伝えるパンのレシピなんて感動ですね。お嫁に行くときに持っていく、いいじゃないですか!

以前は、適当というか目分量だったんですけど、「娘に伝えるんだ」と思ってからは、しっかりと計量して作るようになりました。そうすると、やっぱり作りやすいし、焼き色も綺麗についたり、仕上がりが違いますね。

せっかくだから、今の時代に合ったレシピができたら楽しいかなって考え始めて、YouTubeでレシピ発信を始めていきたいと思っているんです。

今は、インスタに少しずつ上げているんですけど、文字数に限界があったり、書き文字だと説明が難しいところがあって。それよりも映像で見てもらえると分かりやすいだろうから、YouTubeかなぁと。


ーー それは楽しみ! 火星サイクルでは、牡羊座期から獅子座期までに行ってきた活動が、乙女座期にマッチングするという流れになっていますから、それまでに環境が整えられると、きっと山羊座期の充実につながるでしょう。今後に期待しています!


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みんなの力を応援したい #02
𝕐𝕦𝕞𝕚𝕜𝕠 𝔹𝕣𝕖𝕒𝕕 ℍ𝕠𝕞𝕖𝕓𝕒𝕜𝕖𝕣🥐
\\ おうちで焼きたてパンを楽しもう//

アメリカ・バージニア州で活動を続けるYumikoさん。
海の向こうで、心理占星術を学びながら、暮らしに火星サイクルを取り入れています。

自邸のお庭に鴨が飛来するなど、自然豊かな環境で研ぎ澄まされた五感をフルに活用し、Yumikoさんのパン作りは続いています。

アメリカに伝えたい日本のパンの美味しさとユニークさ。
ぜひ、皆さんからのリクエストも教えてください!

Yumikoさんの記事はこちらから


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