サイクルと共に生きてみよう

Start a new life!
太陽でも月でもない、第三のリズム––火星のリズムを取り入れて
誰のものでもない、自分らしい人生をはじめてみませんか。

 

 

天体のサイクルとは


おそらく、この現代に占星術が生き残るための重要な考え方のひとつが天体のサイクル(周期)です。

変化の激しい、頼るもののない時代。

 

そんな中で46億年もの間、変わらぬ運行を続ける天体のサイクルに身を委ねるということは、わたしたちに心理的な安定と拠り所をもたらすと考えられるでしょう。

 

太陽は1年(365日)、月は29.5日といった一般社会になじんだサイクルをはじめ、占星術的には社会天体と呼ばれる木星12年、土星の29年といった長い周期がよく知られるところです。

その中で、特に火星は、わたしたちの住む地球と物理的なコンディションや時間感覚(火星の自転速度は24時間37分)が非常に近く、地球型天体といわれ、約2年2ヶ月の公転周期(サイクル)をもっています。

 

また、占星術では、12サインのはじまりである牡羊座を担当するのが火星であることから、生命の誕生、生まれだすエネルギーをもち、ものごとのはじまりを生み出す力と考えられています。また火星は、自分にとってどのようなペースやリズムがとって心地よいのか、どういった力が存在を生き生きとさせるのか、どのような欲求や原動力によって突き動かされるのかを教えてくれる天体でもあります。

 

こうした「火星」の象徴とそのサイクルを意識して暮らすことで、火星らしさ=自分がもっとものびのびとふるまえる方法をつかむことができるのではないか。そんなアイデアから生まれたのが、この「火星サイクル手帳」です。本来のあるべき姿を取り戻し、自分にとってベストな生き方を作ることができるでしょう。

他の天体では得られない、火星サイクルならではの素晴らしさを、今こそ体験してみてください。

 

火星サイクルがもたらす意識

Tips1 ★ 心地よい環境を作り出す

前述したとおり、火星は地球(わたし)の物理的コンディションや時間感覚に非常に近しく、自分にとって心地よいリズムやペースを生み出す力をもって天体です。

火星サイクルと共に生きるようになると、まず人や社会のシステムで生きることの違和感、窮屈さを抱き始めることでしょう。
自分の中に「こうしたらもっと楽なのに」「こうしたらもっと上手くできるのに」という欲求が生まれてくるはずです。


そういった自分の中の自然なニーズを少しずつ環境へ反映させてみることで、自分と環境––内と外の調和が生まれ、ストレスの少ない人生が少しずつ手に入るようになってきます。

 

Tips2 ★ 「時は待ってくれない」感覚を手にする

わたしたちは、ともすると時間というものが有限であることをすっかり忘れ、日々漫然とやり過ごしてしまうものです。そして、ふと気づくと時の経過の速さに驚き、「大切な時を無為に消費してしまった」「自分が何も成し遂げられていない」そんな後悔をもつこともあるでしょう。

サイクル(周期)を利用し始めると、天体の運行はこちらの都合などおかまいなし、ぐずぐずしているわたしたちを待つことなく、先へ先へと進んでいってしまうのを実感するはずです。

うれしいことに火星は、29.5日のサイクルを持つ月のように早すぎることなく、また30年のサイクルを持つ土星のように遅すぎることなく、約2年という、何かを計画したり、理解したり、習得したりするのに適切なサイクルを持っています。

淡々と運行する天体に遅れないよう、または先回りし過ぎないよう、持続的に歩みを進め、動き続けること。

その歩みのガイド役となるのが、火星サイクル手帳なのです。

 

Tips3 ★ いつでもはじめられる

天体のサイクルというのは円環で、各々のリズムを維持し、動きを止めることなく太陽の周囲をまわり続けています。それはまるで「大縄跳び」のように、本人さえその気になれば、その輪にいつでも加わることができるのです。
つまり、今日からでも円環の中(サイクル)へと飛び込み、その天体を意識した生き方をはじめられ、人生を作り出すことができるのです。

It is never too late to become what you might have been.
なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない

ジョージ・エリオット(1819-1880)

イギリスの作家、エリオットが残したこの言葉は、まさに天体のサイクルとわたしたちとの関係を表現しているといえるでしょう。

もし、途中で挫折してしまっても、その気になれば、またいつでも参加できる。自分にとってはじめるタイミングが来たと思ったときに、その輪に参加すればいいのです。天体は、いつでも懐深く受け入れてくれることでしょう。

 

Tips4 ★ 「仕切り直し」の意識を育てる

前述のふたつと矛盾しているようですが、12サインを利用したサイクルには「はじまり」と「おわり」があり、その始点・終点がハッキリしています。

はじまったものは終わりを迎え、また終わったものは、はじまりを迎える。

物事が続かない、そんな悩みをよく聞くことがあります。そういう人ほど、物事に上手に区切りをつけられていない。いろいろ手をつけて見るけれど、どれも中途半端なまま。見たくない問題から目を背け続け、ぐずぐずと時間だけが経過し、その結果、本当に大事なことをはじめるエネルギーを奪われてしまう。

そんな事態に陥ってしまうこともあるでしょう。

火星のサイクルを活用すると、12サインそれぞれの時期に取り組むべき課題がハッキリしているのが分かります。取り組むべきテーマが明確になることで、できるか出来ないかではなく、そのサインの期間内で解決を目指そうという意識が生まれます。

未解決の問題が出たとしても、ある期間での区切りをつけて「仕切り直し」の感覚を繰り返していくと、「よし次もがんばろう」「次こそは!」という意欲が育ち、未来への向き合い方が変わっていくのです。

 

 

こうした4つの意識を育てることは、火星サイクルのもたらす素晴らしい利点といえるのです。

 

 

これだけは、はっきりしています。
確かなものがない時代の中で、もっとも確かなものの一つが46億年もの間、ずっと止まることなく続いている天体の運行です。

もし、あなたが進むべき道に迷ったときは、ぜひサイクルに身を寄せてみてください。その流れに逆らわずに沿って、一緒に呼吸し、一緒にリズムを刻んでみてください。その淡々とした営みの中で、また「わたし」に出会い、再び歩きはじめられるときがくるはずです。

 

心理占星術家nico

心理占星術フィールドワークのための実験室『ニコラボ』主宰。合同会社unicots代表。
2006年より占星術の研究を開始。天文学的アプローチをベースに、アドラー心理学、ナラティブセラピー等の理論をホロスコープ理解の中心に置く。
従来の「当てもの占い」から離れ、「最良の私=well-being」を目指し、個人心理学、精神分析等を融合させたカウンセリング形式の心理占星術コンサルテーションを実施。
「時代を知り、人を知り、私を知る」という視点での心理占星術講座、ワークショップを全国で開催。
天体を生きた時代の象徴として捉え、時代の流れに沿った新しい象徴理解を深めるため、座学にとどまらない体験型の様々なアプローチを得意とする。
学問の枠にとどまらない幅広い活動で心理占星術の普及を目指す。

2019年5月10日

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