【火星と子育て】こどもの成長を見守る火星サイクル、グループワークが始動!

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ニコラボ 心理占星術 子育て研究会 とは

 

正解の見えない時代、答えのない人生に対し、大人は子どもになにを伝えていくことができるのか。

子どもの自立、生きる力を引き出し、親子ともによりよく生きる(=well-being )ために必要なことはなんだろうか。

 

子をもつ親御さんに限定せず、子育てを卒業された方、子どものいない方、そしてシングルの方まで、さまざまなバックグラウンドをもつメンバーが集まり、「子育て」にまつわる迷いや悩みを共有し、ディスカッションしています。

「正解を出す」のではなく、子どもに向き合うための広い視野を発見することを目的に、2021年から毎月1回の開催を続けています。

参加についてのお問合せ

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子育て研究会の発足当時からテーマにあがっていた「火星サイクルと子育て」。

どうやら子どもは天体の運行(トランジット)の影響を敏感に感じとっているらしい。天体の動きとリンクするような心の動揺や行動を見せることがある。そんな参加者からの声があがっていました。

 

そこで5月末に火星が牡羊座に入り、あたらしいサイクルになったことから、満を持して「子どもの成長をみまもる火星サイクル」のグループワークがスタート!

ここから2年をかけて、火星をはじめ進行中の天体たち(トランジット)が子どもたちにどんな影響を及ぼしていくのか、検証データの収集がはじまりました。

 

参加者それぞれが、日々の子どもたちの様子など、気になることを報告しあい、データにまとめていきながら、天体の運行と出来事の相関や象徴について考察を深めていきます。

 

重要なのは、「こじつけをしない」こと。

占星術の知識が多少でもあると、目の前で起きた出来事を「やっぱり火星が〇〇座を運行しているから」「いまは火星と〇〇がコンタクトしているから」などと思いこんでしまいがち。こうした親のフィルーターを通さず、淡々と純粋に子どもの様子やふるまいを記録していくことで、何が見えてくるのか。天体やサインのエネルギーを子育てに活用してみよう! という実験的な試みです。

忙しい日々の暮らしの中で、ひとりでは気にも留めていられないような体験も、こうしたグループでの目的意識があると、火星のサイクルをより感じやすいかもしれません。

 

 

ちなみに、こうしたデータシートの作成やとりまとめを行ってくれているのは、うか子さん。火星サイクル手帳の制作現場でも率先して、精緻な作業を引き受けてくださいました。

 

そして、今回牡羊座らしい貴重な体験談を開示してくださったのは、ふ~みんさん。

親御さんにとっては、ネガティブで心配ともとれるエピソード。よくよく伺ってみると、お子さんが小さいながらも自分で世界を広げていこうとしている、成長の一端が見えるお話でした。早々にご自身のブログにもレポをあげてくださったのでご紹介しますね。

 

このように、参加者の皆さんが自発的に、自分のできる範囲の行動を発揮してくださっているのは、まさに火星らしい。これから2年でどう展開していくのか、期待がふくらみます。

 

こうして、火星サイクルのはじまりにあわせて始動した「子どもの成長を見守る火星サイクル」。

現在、「子育てと火星の関係(一部抜粋)」を動画で無料公開しています。

一般的な占星術では、子どもといえば「月」や「水星」を取り上げがちですが、わたしたちはホロスコープの構造を踏まえ、12サインのはじまりである「火星」に着目しています。 火星の象徴である「原初の力」を子どもたちは持っている/必要としている、その芽をおとなの都合で摘み取らず、よりよく育てていくためのマインドセットと、効果的な土星の使い方についてお話しています。

 

 

 

 

最後に、グループリーダー鈴木ワカナさんからのメッセージをご紹介します。

参加したい! 興味がある! という方は、こちらからお問合せください。

 

火星サイクルは子育てにも使える

 

そう何度も言い続けていたら、こちらで書く機会をいただきました。せっかくなので、”子ども達のため”の火星サイクル活用法をご紹介したいと思い、色々と考えております。

ですが、なかなか良い案が思いつかなくて苦戦中…

なにせ、ネガティブな体験と結びつけられがちな火星を、子育てに使うなんて聞いたことがないので、参考に出来るものもありません。生みの苦しみ、育ての苦労。なにごとも、0から生み育ていくというのは難しいものです。

それにしても、ちょっと不思議。火星は人の成長と密接な関わりがあって、すごく体感しやすいのに、なぜ活用されていないのでしょうね?

 

そうそう、体感しやすいといえば、我が家の息子もなかなかのシンクロ力。息子も思春期になってきているので、これはここだけの話ですが、火星が牡羊座を運行していた2年前、ある朝突然、「学校なんてなくなればいい!行きたくない!」と叫んで泣き崩れたことがありました。振り返ってみれば、今の火星サイクルの成長物語は、あれが始まりだったように思っています。

当時は、長引く緊急事態宣言で、周囲との関係を断ち切られていた時期でしたから、チャート(ホロスコープ)からわかることはあっても、私も目の前の不安に立ちすくむばかり。この先どうなるかわからない中で、息子を学校に行かせるのも怖いし、このまま行けなくなってしまうのも心配と、かなり気を揉んだものです。

それでも、火星サイクル最初の牡羊座期が、どんな不安を感じやすいか知っていたことで、時間がかかっても息子が自分でなんとかするのを見守ろうと思えたし、火星サイクル手帳のこの言葉があったから、気持ちを奮い立たせて学校に送り出すことも出来たのでした。

 

「この時期は、力を試すこと。挑戦することに意味があるのです!」

 

 

あれから約2年が経ち、泣いたり、叫んだり、テーブルの下に立て篭もったりしながらも、たくさんの挑戦をしてきた息子は、親の心配も、先生にお世話になったことも、きれいさっぱり忘れている様子。いまや「ゴールデンウィークも学校に行きたい!」なんて言ったりして。

 

私はといえば、これを書きながらちょっと気付いたことがありました。

それは、”子どものため”の火星サイクル活用方法は、”子どものために”に縛られていると見つからないということ。

火星サイクルを意識して生活していると、思考や、習慣の偏りが修正されて自分中心に整っていくので、”子どものために”何かをしてあげるよりも、まずは自分がチャレンジしていくことの必要性に気付かされます。

生まれたばかりの時は、肌身離せなかった赤ちゃんも、徐々に手を離し、目を離し、自分のぺースで歩み出せるようにしていかなければいけないので、親子ともに不安と肌寂しさを乗り越える勇気と、失敗しても挫けない忍耐力が必要。火星の体験が、時に悩ましく、痛みや苦しみを伴うのは、そうした自立を促す作用もあるからなんですよね。

 

「”子どものために”生きれば強くなれる」とは言いますが、それは、”自分を生きる”ことの方が難しいからかもしれません。それならば、自分を生きるためにチャレンジし、努力する姿は、きっと子ども達の本物の手本になることでしょう。

火星サイクルは、”子どものために”ではなく、親子それぞれの”自分を生きる力を育てるために”使えるのです。

 

これから新たなサイクルがスタートしますが、今の社会情勢から見ても、いっそう先の見えない不安な状況になっていくことが予想されます。今度の火星サイクル手帳は、子育てに迷った時の道しるべとなるだけでなく、新たな時代にチャレンジする私たちを勇気づけ、移りゆく時代を生きる指南書となるような予感がします。

 

さて、長くなりましたが、最後に前回の火星サイクル手帳、最終アスペクトに寄稿した言葉をご紹介したいと思います。

 

変わりゆく時の中で確かなものなんてないかもしれない。

だから、小さな希望も、ささいなイメージも大切にしよう。

それが未来になっていくから。

 5/18 火星・海王星のコンジャンクション :火星サイクル手帳2020

 

子ども達にも、どんな時でも希望を胸に。
新たな未来を、自分で作っていけるように育って欲しいと願っています。

こどもの日に寄せて。

鈴木ワカナ

 

 

※編集注

当初、5/13開催「子育て研究会」にあわせての掲載を予定しておりましたが、このタイミングでの掲載となりましたことを心よりお詫び申し上げます。

 

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